日本認知心理学会発表論文集
日本認知心理学会第9回大会
セッションID: P4-8
会議情報

ポスター発表4(発達・加齢・動作・行為・視覚・聴覚)
顔・身体部位接触の描画促進効果
*堀田 千絵花咲 宣子堀田 伊久子生天目 聖子重森 雅嘉杉浦 ミドリ岩原 昭彦
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
本研究の目的は、集団不適応を起こしている、もしくは園生活からうまく適応できていない幼児と、それほど問題がないと考えられる子どもを対象に、発達の指標として、また没頭できる遊びの1つである人物画を題材に、保育士による顔部位のメタ認知的気づきの促しが、その後の幼児の描出行動を促進させるかどうか検討をした。その結果、1つずつの顔部位の接触を通した造形活動が、その後の平面状の人物画の描出に良い効果をもたらすことが明らかとなった。このような顔の部位の接触を通した手がかりの提示により、短期間で描出に形となって現れた。このようなメタ認知的手がかりが及ぼす正の転移は、不適応児においても認められる現象であったが、KIDSの発達スケールで1歳以上のギャップがある場合は、描出の変化は小さいことが明らかとなった。
著者関連情報
© 2011 日本認知心理学会
前の記事 次の記事
feedback
Top