日本認知心理学会発表論文集
日本認知心理学会第10回大会
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ポスター発表4(記憶②)
問題解決型学習過程に対する年齢差・性差・概日リズムの影響 
*須藤 智山口 一大小西 なつみLin Polong原田 悦子
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p. 118-

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抄録
Haradaら (2010)はICT機器操作の学習過程を年齢群で比較した処、若年成人では問題解決過程で何らかの体系性を持った操作ルールが抽出されるが,高齢者群ではそうでない可能性を示した。そこで本研究では、問題解決の中での学習を計測するGroton迷路課題(Snyder et al.,2005)を用いて、年齢群・性差・実験実施時間の効果を検討する実験を行った。高齢/若年成人各24名が、発話思考をしながら同じ「隠れた迷路」を5試行に渡って解答した。その結果、一般エラー(ルールに則って間違った道を選択)数は、若年者では第2試行以降,大きく減少することが示された。課題達成時間では二次の交互作用が認められ、高齢者・女性・午後実施群で操作時間が増加した。これらの結果を踏まえ、問題解決に伴う学習過程と認知的制御機能との関係について考察する。
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© 2012 日本認知心理学会
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