日本認知心理学会発表論文集
日本認知心理学会第10回大会
セッションID: P5-10
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ポスター発表5(知覚・感性)
ブロック内要因としてのISIが反応時間に及ぼす影響(7)
*松井 孝雄水野 りか
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抄録
2刺激を呈示し第2刺激への反応時間を測定する実験において刺激間間隔(ISI)をブロック内でランダムに配置される要因にすると、短いISIの試行に対する反応時間が増大する。本研究では第2刺激が現れず反応も求められない試行(キャッチ試行)を加えて第2刺激出現の予測可能性を低めることが反応時間増大効果にあたえる影響を検討した。その結果、反応時間が全体として長くなる一方で短いISIの試行での反応時間増大効果が小さくなることが示された。
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© 2012 日本認知心理学会
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