日本認知心理学会発表論文集
日本認知心理学会第11回大会
セッションID: P1-19
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ポスター1 記憶、思考・言語、人格・臨床、感情・動機
情動喚起刺激の感情価と覚醒度が記憶の詳細情報に及ぼす影響
*加藤 みずき
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キーワード: 感情価, 覚醒度, 詳細情報
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抄録
情動を喚起する刺激や出来事は,そうでないものに比べよく記憶されることがわかっている。本研究は,情動喚起刺激を呈示し,その感情価と覚醒度が,再生成績の詳細情報に及ぼす影響を検討するものである。これまでの研究は,感情価や覚醒度により記憶成績に異なる影響がみられ,刺激に対する記憶の情報量が,言語ラベル程度なのか詳細に渡るのかが不明瞭であった。そこで,本研究では再生テストを二段階に分けて実施し,言語ラベルと詳細情報の両方を算出した。この二つの再生成績について,それぞれ感情価および覚醒度の影響を検討を行った。特に詳細情報については,刺激の主要な事物を示す中心情報と,それ以外の背景などを示す周辺情報とに分類して検討した。その結果,言語ラベルのみならず,詳細情報についても感情価・覚醒度によって記憶成績が異なることが示唆された。
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© 2013 日本認知心理学会
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