日本認知心理学会発表論文集
日本認知心理学会第14回大会
セッションID: O4-02
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口頭発表4 日本語セッション4 ((発達・教育:学習)
私たちは、どのように折り紙を折っているのか?(15)
正三角形の折り紙を使用した創作折り紙のプロセス分析
*丸山 真名美
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抄録
通常、折り紙は正方形の紙を用いる。そのため、正方形もしくは四角形の紙の折り方についての技術は獲得されており、折りのイメージも生成されやすい。本研究で、使用する三角形の紙は非常に新規なものである。これまでの研究において、紙の形が折りのイメー形成に影響する知見が得られている。また、新規な形の紙を折る場合は、四角形の紙を折るスキルを適用する知見も得られている。新規な形である三角形の紙を折り作品を作るプロセスを分析することで、折りイメージに関係する要因について検討する。本研究は、正三角形の紙を使用した創作折り紙を課題としており、そのプロセスを検討することが主要な目的であるので、被験者は中級程度のスキルを持つものであり、パフォーマンスとプロトコルを詳細に分析するために、ケース・スタディを行う。 
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© 2016 日本認知心理学会
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