日本認知心理学会発表論文集
日本認知心理学会第19回大会
セッションID: P2-C01
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ポスターC
限定ラベルによる希少性効果と商品需要の知覚の関連
*宮城 円越智 綾花
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抄録
「本日限り」など限定販売に関する文字情報を商品に付すことで、その魅力や購買意欲が高まることが知られている。こうした限定ラベルの効果は、希少性効果の表れだと説明される。希少性効果とは、対象の入手可能性が制約されることでその価値や魅力が高まることをいう。希少性効果の生起は、単なる対象の少数状態ではなく、その対象が減少する様子を目の当たりにすること、すなわち減少的変化によって規定されるという。また、対象の需要の高さもその生起に影響するという。本研究は、将来その対象が他者の消費行動によってどの程度減少する可能性があるかという主観的な商品需要の見積もりと、限定ラベルによる希少性効果の関連を検討した。その結果、期間および数量限定ラベルによる限定の効果と、そのラベルを付した商品の需要の知覚に正の相関がみられた。このことから、対象の需要の知覚も希少性効果の生起に影響する可能性が示唆された。
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© 2022 日本認知心理学会
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