抄録
海洋環境下にあるコンクリート構造物に発生する塩害劣化は施設を運営していくうえで重要な問題である。大井コンテナ埠頭では, 21世紀の国際貿易港にふさわしいコンテナターミナルを目指す再整備事業が, 現在進められている。これに伴い1970年代に建設された直ぐい式横桟橋の大規模な塩害対策補修工事が「大井埠頭桟橋劣化調査・補修-マニュアル (案) -」 (平成6年3月) をもとに進められている。この一連の補修工事で得た, 設計および施工の知見を整理し, マニュアルを見直した結果, 今回「平成11年度マニュアル」を作成したので, ここに紹介する。