主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和6年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 39
開催地: Yokohama City Port Opening Memorial Hall
開催日: 2024/11/21 - 2024/11/22
p. 283-290
船の離着岸を安全かつスムーズに行うためには,サイドスラスタの使用が有効である。フェリー等の船種では,離着桟操船の効率化のため,サイドスラスタ(バウスラスタやスタンスラスタ)が広く使われている。ただ現状では,サイドスラスタの使用によって,操縦運動がどのように変化し向上するのか,調査例は少ない。また,シミュレーション計算の検証に使用できるような詳細なデータは公表されていない。
本研究では,バウスラスタとスタンスラスタを備えた模型船を製作し,それらを作動させた場合の旋回に関する自由航走試験を実施した。また,同一条件における旋回運動シミュレーション計算を実施し,自由航走試験結果と比較した。その結果,現状のシミュレーション計算精度は必ずしも十分では無いことが分かり,計算法の問題点について議論した。