日本船舶海洋工学会講演会論文集
Online ISSN : 2424-1628
ISSN-L : 1880-6538
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2024A-OS9-1 船舶の発着地に注目した海運ディスラプションの分析
-紅海危機とパナマ運河通航制限を例として-
古渡 健太笹田 陽太渡邊 英介柴崎 隆一松田 琢磨
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p. 413-428

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抄録

本研究は、2023年に発生した紅海のバブエルマンデブ海峡周辺でのフーシ派による商船攻撃と、パナマ運河のガトゥン湖の水位低下による通航制限という二つのディスラプションが、スエズ運河、パナマ運河、喜望峰といった主要なチョークポイントの輸送量とシェアに与えた影響を、地域別のODペアごとに分析した。SeaSearcherの寄港履歴データを用い、ディスラプション前後での通航量や輸送量シェアの変化を明らかにした。その結果、迂回による距離増加率とチョークポイントのシェア変化には統計的に有意な負の相関が見られ、特定の航路変更が確認された。これにより、チョークポイントの脆弱性評価や国際物流のリスク管理に重要な示唆を提供した。

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© 公益社団法人 日本船舶海洋工学会
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