主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和6年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 39
開催地: Yokohama City Port Opening Memorial Hall
開催日: 2024/11/21 - 2024/11/22
p. 661-666
実海域性能シミュレーションや実船モニタリングデータ解析等の実海域性能評価においては,海洋波の方向スペクトラムとして数式モデル(標準方向スペクトラム)を用いることが多い.標準方向スペクトラムを用いる場合には,波浪諸元という少ないパラメータだけで短波頂不規則波中抵抗増加を計算できるメリットがあるが,実際の方向スペクトラムと形状が異なる場合には短波頂不規則波中抵抗増加の推定精度が低下するおそれがある.本研究では,方向スペクトラムより得られる平均分散角に注目し,実海域性能評価において標準方向スペクトラムがどこまで利用できるかを示す利用指針を作成したので,その内容を報告する.