日本船舶海洋工学会講演会論文集
Online ISSN : 2424-1628
ISSN-L : 1880-6538
40
会議情報

2025S-OS3-3 ふね遺産 南極観測船「宗谷」の氷海航行能力に関する考察
-第二報:氷海航行の実態について-
宇都 正太郎
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 169-172

詳細
抄録

南極観測船「宗谷」は,2023年5月に日本船舶海洋工学会によって「ふね遺産」に認定された.耐氷性,砕氷性を有する昭和期の南極観測船の嚆矢であることが認定理由である.「宗谷」は1956-57年に行われた第1次南極航海に先立ち,氷海航行に耐えるために大幅な改造工事を施したのちに南極観測に従事した.前報では当時の資料をもとに,本改造工事の概要を示すとともに,砕氷能力の推定を試みるなど,主に造船工学の観点から本船の氷海航行能力を考察した.「宗谷」は第1次から6次まで6度にわたり南極観測支援に従事した.本報告は第2報として「宗谷」が南極観測に従事した6回の航海実績をもとに「宗谷」の氷海航行能力を考察した.

著者関連情報
© 公益社団法人 日本船舶海洋工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top