日本船舶海洋工学会講演会論文集
Online ISSN : 2424-1628
ISSN-L : 1880-6538
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2025S-OS6-7 シミュレーションを用いた新規センサシステムのコンセプト検討
菅 良太郎青山 和浩古渡 健太廣野 正隆村山 英晶
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p. 289-292

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抄録

近年,世界的に海運業界の船員不足や高齢化が深刻化している.また,ヒューマンエラーに起因する海難事故や操船負荷の高さなどが課題として指摘されており,これらの問題を解決する手段の一つとして自動運航船が注目されている.自動運航船を実現することで,従来の有人運航では困難とされていた安全性の向上や船員負担の軽減,効率的な航路計画による燃費削減などが期待されている.

一方で,自動運航を成立させるためには,周囲の環境や船体の状態を高精度かつ信頼性高く把握することが不可欠である.このとき用いられるレーダーやLiDAR,カメラ,GNSSなどのセンサが取得する情報を統合し,リアルタイムに状況を認識・判断できるシステム構築が求められている.

以上の背景を踏まえ,我々は自動運航船を構成する機能の中でも,周囲状況把握を目的とした新規センサシステムのコンセプト検討を行なっている.本稿では,まず,自動運転船の技術的特徴を自動運転車との違いを踏まえながら述べる.続いて,講義の中で学生がセンサシステムについて検討した一例を紹介する.

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© 公益社団法人 日本船舶海洋工学会
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