主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 春季講演会
回次: 40
開催地: Ehime Prefectural Convention Hall
開催日: 2025/05/29 - 2025/05/30
p. 605-607
船舶の実海域性能として軸出力の逐次要因分析を行うための統計モデルを提案するとともに.これまで出力増加の要因として未検討であったあて舵抵抗に起因する出力増加の解析も対象とする.統計モデルは要因ごとに分割された多変量カーネル回帰モデルを用いる.このような目的の下に,北太平洋を運航するコンテナー船の実海域性能シミュレーションで得られた擬似オンボードモニタリングデータを用いて提案の統計モデルおよび逐次解析法の検証を行なった.結果として,逐次最小二乗法の導入によりデータ量に関係なく要因分析が行えること,およびあて舵に起因する出力増加も合理的に推定できることが示される.逐次解析は経年劣化などの時間依存する性能変化の解析に応用が期待される.