主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 春季講演会
回次: 40
開催地: Ehime Prefectural Convention Hall
開催日: 2025/05/29 - 2025/05/30
p. 689-698
本研究では,著者らが先行研究で提案した弾塑性解析ソフトウェアLS-DYNAを用いたき裂進展計算手法をシステム化し,再引張塑性域形成荷重 (RPG荷重) に基づくき裂進展解析を行なうシミュレーションシステムを構築した.さらにこのシステムを用いて,定振幅波とホイッピングを単純化した変動波形で,き裂先端近傍の弾塑性挙動の観察や,著者らの提案するRPG荷重同定手法「接線法」の妥当性を検証し,また実験結果との比較を行なった.その結果,弾塑性解析のRPG荷重について要素の塑性相当ひずみに基づく値と,接線法による値が一致し接線法が妥当であることが確認できた.また弾塑性解析が疲労試験におけるひずみ計測をよく再現できていることが確認できた.