主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 春季講演会
回次: 40
開催地: Ehime Prefectural Convention Hall
開催日: 2025/05/29 - 2025/05/30
p. 745-752
本研究では,浮体構造物の時間領域での非線形解析手法として,浮体の瞬間位置を考慮する手法について考察した.数値モデルに対する解析により,1次のdiffraction力のみでも波振幅の2乗に比例する定常力や2つの波の差周波数の長周期動揺などの波漂流力と同様の性質を持つ動揺の発生を確認した.また,円筒浮体解析の結果,本解析手法による非線形成分が波漂流力とは異なる現象であることが推察された.さらに,ローパスフィルタを導入し長周期動揺のみを位相として考慮した解析を行い,フィルタを適用することで長周期動揺が抑制されることが確認できた.最後に本研究で使用した計算手法でOrcaFlexでの時間領域解析を完全に再現できることを確認した.