主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和7年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 41
開催地: Himeji Culture and Convention Center Operation Consortium
開催日: 2025/11/17 - 2025/11/18
p. 355-362
二酸化炭素排出削減に向け,洋上空間を活用する風力発電が注目されているが,浮体式風車は設置コストや係留による海中占有などの課題を抱える.本研究では,新たな選択肢として自動航行する帆走船にカイトを搭載し,張力を電力へ変換する発電システムを提案する.この方式は施工作業や係留を要さず,移動により海象条件を選択できる利点を有する.カイトは相対風速や航行状態に影響を与えるため,CFDによる流体力解析を組み込んだ速度予測プログラム(VPP)を開発し,船速と発電量を推定した.対象船型Kite-Shipは耐航性を高めた幅広船で,アビーム航法性能を重視して設計した.さらに検証のため2m実証機Polarisを製作したため,その詳細を説明する.