日本調理科学会誌
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水素化物発生原子吸光法による豆腐中セレン含有量と大豆原産国との関係
田中 智子坂本 須美子岩月 聡史茶山 健二
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44 巻 (2011) 6 号 p. 375-380

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抄録

セレンは必須微量元素の1つで健康増進作用や疾病予防作用,とりわけガンの発生や転移を抑制することで,注目を集めている元素である。食品中のセレン含有量を水素化物発生原子吸光法を用い測定した。測定条件は,NIST SRM-1568 aの米粉を用い認証値 380±40 ppbに対し,382±17 ppbで妥当性を確認した。
41種類の豆腐中セレン含有量を測定した結果,国産と中国産大豆を用いた豆腐中セレン含有量は低く,カナダ・アメリカ産大豆を用いた豆腐は高かった。きな粉を測定した結果も,大豆の原産国がアメリカのセレン含有量は高く,国産大豆のきな粉は低くかった。

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© 2011 一般社団法人日本調理科学会
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