カウンセリング研究
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ケース報告
システムレベルのコーディネーション行動が援助システムの活性化に与える影響
―A中学校における実践事例を通して―
瀬戸 美奈子石隈 利紀
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ジャーナル 認証あり

2010 年 43 巻 4 号 p. 278-286

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抄録
本研究は中学校におけるスクールカウンセラーの実践をもとに,システムレベルのコーディネーション行動が援助システム活性化にどのような影響を与えるかについて検討することを目的とした。その結果,コーディネーターのコーディネーション行動によって,①コミュニケーション,②援助資源の活用,③援助サービスの提供,④援助サービスに関する組織運営の改善が促進されることが示唆された。また援助システム活性化のためには,①コーディネーターチームでの役割分担と話し合いの機会の設定,②教育相談担当の職務内容の明確化,③スクールカウンセラーに対する組織へのコンサルテーション研修の実施が必要という提言を行った。
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© 2010 日本カウンセリング学会
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