カウンセリング研究
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対人的感謝の表明プロセス―小学校高学年生を対象とした検討―
西村 多久磨藤原 健志村上 達也
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2016 年 49 巻 3-4 号 p. 151-159

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抄録
本研究では,共分散構造分析を用いて対人的感謝が表明に至るプロセスを検討した。対象は,小学4年生から6年生の388名(男子197名,女子191名)であった。6つの仮説モデルの比較を通じて選択された最終モデルは,対人的感謝と友人関係の良好さが,感謝表明の意図を媒介して,感謝の表明を促進させることを示した。また,ブートストラップ法によって,その媒介効果が統計的に有意であることも示された。これらの結果から,学校現場において,感謝の表明を促進させる介入の視点が提供された。
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© 2016 日本カウンセリング学会
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