抄録
本研究は、都市計画及び緑地計画に活かしていくために、ノードとリンクにより森林のネットワークを分析する手法を提案することを目的とする。この目的のために、セルオートマトンの手法を森林の連結性の分析に応用し、FowlerとLittleの地形分析のアルゴリズムの手法を森林のノードとリンクの抽出に応用した。そして、森林パッチ内及び森林パッチ間のネットワークの分析のために、横浜市戸塚区舞岡町及び吉田町の森林を対象に、この手法を用いた。その結果は以下のとおりである。1)本手法を用いることにより森林ネットワークのより重要なパスの抽出が可能であることがわかった。2)本手法は他の手法と比較した結果、森林の詳細なネットワークの把握に有効であることがわかった。