2023 年 3 巻 p. 9-17
【目的】コロナ禍において理学療法士や作業療法士を養成する大学に在籍する医療系(理学療法士・作業療法士)大学生のQuality of Life(以下,QOL)と精神的健康度,及び主観的運動習慣との関連性を検討した。
【方法】2021年6月から2021年10月までの期間にデータを収集した。153名の医療系(理学療法士・作業療法士)大学生を対象とし,無効回答者6名を除外した147名を分析対象とした。QOL(EuroQOL日本語版),性別,年齢,主観的運動習慣,精神状態(K6日本語版)について質問した。QOLの合計点を従属変数,その他変数を独立変数として探索的に重回帰分析した。統計的有意水準は5%未満とした。
【結果】低いQOLに女性,K6が15点未満である,運動不足と感じる,外での運動が怖いと感じることが関連した。
【結論】コロナ禍においてQOLの低い医療系(理学療法士・作業療法士)大学生は精神的健康度が低く,運動不足を感じ,外での運動が怖いと感じる者に多い可能性が示唆された。