光ヶ丘スペルマン病院リウマチ膠原病内科
2011 年 23 巻 3 号 p. 201-206
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
陳旧性肺結核,肺線維症などの高度肺病変を合併する活動性RA患者の治療は実臨床における課題の一つである.結核空洞と慢性気管支炎を有する63歳女性および肺線維症を有する82歳女性に対し,合併症および感染症対策を行いながらトシリズマブによる治療を行ったところ,1年半以上にわたりRAの寛解と共にQOLの向上が得られた.トシリズマブはこのようなハイリスク患者の治療の一つの選択肢になると思われた.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら