医療法人相生会ピーエスクリニック
2013 年 25 巻 3 号 p. 220-223
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T2Tは関節リウマチ(RA)の治療にあたって普遍的な概念となりつつある.しかし,T2Tの実践にあたって,副作用の少なくない薬剤を早期に投与するため,正確な診断は極めて重要である.RAの診断においては滑膜炎の存在を認めることが最も重要であり,リウマチ因子や抗CCP抗体などの免疫学的検査の結果にとらわれ過ぎないようにすべきである.また滑膜炎の存在診断や治療効果判定に関節エコー等の機材を積極的に使用し,診断の精度を上げることが必要であろう.
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