臨床リウマチ
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原著
稀な病変を有した悪性リンパ腫合併シェーグレン症候群の剖検2症例
永渕 裕子伊藤 彦小泉 宏隆風間 暁男高木 正之山田 秀裕尾崎 承一
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2016 年 28 巻 1 号 p. 75-81

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抄録
   子宮腫瘍と両側副腎腫瘍を呈した悪性リンパ腫(ML)合併シェーグレン症候群(SjS)の2剖検例を経験した.症例1:関節リウマチとSjS合併の83歳女性.下腿浮腫精査で子宮腫瘍を指摘.症例2:SjSの83歳男性.発熱精査で両側副腎腫瘍を指摘.2例共生検できず.剖検でびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫の診断が確定した.MLによる子宮と副腎病変は稀で,SjSでの報告はない.SjSに合併する腫瘍の鑑別として重要と考え,報告する.
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© 2016 一般社団法人日本臨床リウマチ学会
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