臨床リウマチ
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原著
リツキシマブで治療し,リウマトイド因子が再燃予知因子として有用と考えられた関節リウマチの一例
今田 千晴石井 宏治高野 久仁子大村 雄一尾崎 貴士濱崎 一前島 圭佑原中 美環緒方 正男柴田 洋孝
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2016 年 28 巻 3 号 p. 227-231

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抄録

   症例は68歳女性.関節リウマチ(RA)加療中に悪性リンパ腫を合併したため,リツキシマブ(RTX)を含む化学療法が施行された.リンパ腫は寛解し,RAのコントロールも良好となった.化学療法後約1年でRAが再燃,RTX再投与にてRAは改善し,その効果は約1年間持続した.その後も約1年の間隔でRAが再燃し,その都度RTXにて改善した.何れの再燃時にも直前にリウマトイド因子の上昇がみられ,再燃予知因子として有用と考えられた.

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© 2016 一般社団法人日本臨床リウマチ学会
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