臨床リウマチ
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誌上ワークショップ リウマチ看護の工夫と実践
関節リウマチ診療におけるリウマチケア看護師による関節エコー検査の意義─治療状況ならびに疾患活動性の把握
田口 紗理駒ヶ嶺 正隆
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2021 年 33 巻 2 号 p. 165-169

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抄録

 関節リウマチ(以下RA)の薬物療法はメトトレキサート,生物学的製剤の登場によりパラダイムシフトと言われるほどの著明な進歩があったが,JAK阻害剤の登場により更に治療薬の選択肢が広がり,今やRAの薬物治療は円熟期を迎えつつある.更に,関節エコーやMRIの導入によりこれまで以上に精確な病態の把握が可能となりリウマチ診療に有用な情報が多様化しているため,それに伴って日本リウマチ財団認定ケア看護師(以下,ケア看護師)のリウマチ診療における役割が大きくなっている.当クリニックでは関節エコー検査はケア看護師が施行しているが,その結果医師の負担が軽減し,また,看護師による細やかな情報収集が可能となった.一方,DAS28CRP及びSDAI寛解を達成した49症例に対しエコー検査を施行した結果,臨床的寛解とエコー所見の乖離を36例(73%)に認めた.DAS28やSDAIなどの総合的疾患活動性指標だけでなく、看護師による関節エコー評価もRAの状態を把握する上で有用と考えられた。

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© 2021 一般社団法人日本臨床リウマチ学会
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