粘土科学討論会講演要旨集
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第50回 粘土科学討論会
セッションID: A04
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バイオクレーとその応用
<晶子染め>の特徴
*田崎 和江白木 康一
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抄録
石川県加賀温泉卿にある片山津温泉の源泉に植物を浸し、柴山潟の湖底土(クロライト、スメクタイト、カオリン鉱物)に混ぜると紫色に布が染まる。この色合いは与謝野晶子の<風起こり 薄紫の波動く 春の初めの片山津かな>の短歌を連想させることから<晶子染め>と名付けられた(商標登録済)。この湖底土の電子顕微鏡観察から粘土鉱物のほか、多量の球菌と鉄物質から構成されることが明らかにされた(田崎、2004)。今回は、鉄バイオマットや各種の植物を用いて、湖底土と布地との反応について検討し、それらの化学組成と色彩を比較した。この反応は微生物の細胞の周囲にある多糖類、脂質の働きとバイオクレーが親油性を持つ結果である。その応用例を紹介する。
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© 2006 日本粘土学会
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