抄録
金沢大学角間キャンパスに、150m深の井戸水を用いて足湯実験施設を作った。岩山には地下水をそのまま流し、足湯にはガス湯沸かし器で38度に温めたお湯をかけ流しにした。約4ヶ月後には足湯内に緑色のバイオマットが厚く形成した。そのバイオマット中にはシアノバクテリアが多数棲息しており、細胞の周囲にはカルサイトやアラゴナイトの生体鉱物が顕著であった。
一方、自然水を流した岩山には、黒色や緑色のバイオマットが厚く形成した。約1年後の黒色バイオマット中にはマンガン鉱物が形成し、緑色バイオマットには高結晶度のゼオライトとスメクタイトが形成した。