Drug Delivery System
Online ISSN : 1881-2732
Print ISSN : 0913-5006
ISSN-L : 0913-5006
特集 “臨床開発中のDDS製剤” 編集 : 松村保広
シスプラチン内包ミセルNC-6004のイギリスでの臨床第I相試験を行って
清水 隆加藤 泰己
著者情報
ジャーナル フリー

2009 年 24 巻 1 号 p. 45-53

詳細
抄録
ナノ粒子製剤である高分子ミセル制がん剤の臨床応用が進んでいる.シスプラチン内包ミセルであるNC-6004は,粒子径が30 nmと小さく,血流中に長期間滞留して血中にシスプラチンを徐々に放出する.このような特徴から,NC-6004にはシスプラチン治療で問題となる腎毒性の軽減や腫瘍血管のポアを通過することによる腫瘍組織への滞留性向上などが期待されている.
このたび,がん患者を対象としたNC-6004の臨床第I相試験がイギリスで実施されたので,その結果について報告する.
著者関連情報
© 2009 日本DDS学会
前の記事 次の記事
feedback
Top