日本皮膚科学会雑誌
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サルコイドーシスとシェーグレン症候群の合併に関する臨床的検討
小寺 雅也臼田 俊和柳田 邦治
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2000 年 110 巻 1 号 p. 35-

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抄録
サルコイド皮疹を有し,生検にてサルコイドーシスの組織学的確実例と診断された自験19例について,シェーグレン症候群の合併の有無を検討した.その結果では,シェーグレン症候群の合併が確認された症例は19例中7例であった.サルコイドーシスとシェーグレン症候群の合併例の報告は以前より散見されるが,両者の合併率は低値として報告されている。今回の著者らの見解では,従来の報告よりも極めて高率に両者の合併が認められた.サルコイドーシスで皮膚病変を認める症例は10~30%であることから,サルコイドーシスの皮膚病変を有する群では,シェーグレン症候群の合併が高率である可能性も示唆される結果であった.サルコイドーシスには,自己免疫的背景を持ったシェーグレン症候群の合併が多いことが今回の検討では明らかとなった.しかし,サルコイドーシスの乾燥症状の本態は今だ不明な点が多い.乾燥症状を訴えるサルコイドーシスでは,HCVの関与も視野に入れた多方面からの検討が必要である.
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© 2000 日本皮膚科学会
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