日本皮膚科学会雑誌
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皮膚科セミナリウム 第13回 膠原病(2)
MCTD/好酸球性筋膜炎
相馬 良直
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2006 年 116 巻 4 号 p. 421-428

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抄録
抗U1-RNP抗体が強陽性で,Raynaud現象と手指の腫脹ないし硬化がある症例をみたら,MCTDを疑う.診断には厚生労働省の診断の手引きが有用である.肺高血圧症の合併の有無が予後を左右する.好酸球性筋膜炎は壮年男性に多く,左右対称性の四肢の腫脹と硬化を特徴とする.Raynaud現象と手指硬化がなく抗核抗体が陰性であることが,全身性強皮症との鑑別点である.限局性強皮症の合併が多い.早期のステロイド内服が有効である.
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© 2006 日本皮膚科学会
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