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日本皮膚科学会雑誌
Vol. 122 (2012) No. 1 p. 39-43

記事言語:

http://doi.org/10.14924/dermatol.122.39

原著

塗布量および塗布回数の違いによる保湿剤の効果を客観的に評価するために,人工乾燥皮膚を用いて検討した.ヒルドイド®ローションおよびヒルドイド®ソフト軟膏を1日1回朝0.5,2および3 mg/cm2あるいは1日2回朝および夜の入浴後2 mg/cm2を14日間アセトン/エーテルおよび水で処理した前腕部の屈側の人工乾燥皮膚に塗布した.角層水分量は塗布1,2,5,6,7,8,9,12,13および14日後に経時的に測定した.塗布量による比較では,ローション・軟膏とも電導度に有意差はなかった.塗布回数による比較では,1日2回はローション・軟膏ともにほとんどの測定時点で1日1回と比較して電導度が有意に高かった.本研究により,ヒルドイド®製剤では1日1回よりも2回塗布した方がより効果的であることが示唆された.

Copyright © 2012 日本皮膚科学会

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