群馬大学
2017 年 127 巻 3 号 p. 441-446
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多発性疣贅は難治であり,臓器移植,免疫不全に伴うことがある.さらに,宿主であるヒトの遺伝子変異による多発性疣贅も稀ながら存在する.疣贅状表皮発育異常症が代表的な疾患であるが,最近血液内科領域を中心に新たな遺伝子変異による多発性疣贅が報告されている.これらの疾患は非常に稀ではあるが,重篤な全身症状を伴う可能性もあり見逃せない疾患群である.今回は遺伝子変異を伴う多発性疣贅の鑑別と治療について解説する.
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