国立成育医療研究センター
2018 年 128 巻 1 号 p. 41-49
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平成26年5月に「児童福祉法の一部を改正する法律」が成立し,それまでの小児慢性特定疾患治療研究事業が,平成27年1月1日より新しい小児慢性特定疾病対策として全面施行された.この法改正及びその後の検討により,対象疾病が大幅に増え,付帯事業も充実が図られた.本稿では,これらの制度改正により,慢性疾病を有する子どもとその家族のおかれる支援の状況がどのように変わったのかについて,小児慢性特定疾病対策の変更点を概説すると共に,当該対策のこれからについて紹介する.
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