2019 年 13 巻 2 号 p. 309-319
FC経営 を定常業務活動と特命業務活動と捉え、経営戦略、事業戦略、プログラム創成、プログラム実行といった一連の流れの中で、現状からあるべき姿を描く際にビジネスモデルキャンバスの利用を試みる。ビジネスモデルキャンバスの9つの構成要素により、従来手法と比べKPIなどの抽出やP2M理論のプログラム統合マネジメントでのミッションプロファイリングを行う際、FC経営のモデル作成に有効であるか否かの評価を行う。本研究だけでは、P2Mにおいてビジネスモデルが、有用であるとまではいえないが、FC経営からスポーツ経営へP2M利用の展開やビジネスモデルキャンバスの利用の展開に繋げる一助としたい。