虎の門病院
2018 年 128 巻 8 号 p. 1643-1648
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尋常性痤瘡治療ガイドラインの初版は,2008年のアダパレン承認に合わせ策定され,その後過酸化ベンゾイルとその配合剤の登場で2016年と2017年に改訂された.最新のガイドラインに従って急性炎症期にはエビデンスが確立した推奨度の高い治療法を取り入れて,積極的に多剤を併用して早期の改善をはかり,炎症軽快後には,抗菌薬を中止してアダパレンや過酸化ベンゾイルを用いた維持療法に確実に移行して薬剤耐性菌の出現を阻止することが肝要である.
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