日本医科大学千葉北総病院
2018 年 128 巻 8 号 p. 1649-1655
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
世界医療において大きな潮流が起こっている.1)EBM運動の進展に沿った診療ガイドライン作成の「GRADEシステム」への移行の問題,2)「利益相反」の問題,3)「患者や社会の医療への参加」を求める問題である.これらは「透明性」という言葉に収斂する.世界の医療思潮の革新運動である限り,好むと好まざるに関わらず,日本の医療もそれに巻き込まれていることを自覚しなければならない.以下,これらの動向に焦点を合わせて概説する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら