名古屋市立大学
2024 年 134 巻 6 号 p. 1609-1614
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有棘細胞癌は,その前駆病変である日光角化症やボーエン病などを含めると皮膚悪性腫瘍の中で最も頻度の多い疾患である.特に早期病変については皮膚腫瘍専門医以外の一般皮膚科でも取り扱う事が多く,疫学から診断,治療まで一定の知識が必要である.本項では有棘細胞癌の一症例を軸に疫学・予後,検査,治療(外科的治療,薬物療法など),術後経過観察,今後の新たな治療など有棘細胞癌について総復習する.
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