日本皮膚科学会雑誌
Online ISSN : 1346-8146
Print ISSN : 0021-499X
ISSN-L : 0021-499X
毛皮質の樹枝状突起性細胞
日戸 平太
著者情報
ジャーナル 認証あり

1962 年 72 巻 3 号 p. 235-

詳細
抄録
毛は普通のその全長にわたつて一定の色調を示し,我々日本人の毛では黒~黒褐色である.これ等に混在し,その全長,或は毛幹の一部が淡褐色,或は白色等を示す毛が散発的に生ずることがある.正常頭皮に於ても,又脂漏性皮膚炎患者等の頭皮にもみられる.又円形脱毛症の病巣内にこの様な毛の発生をみることも少なくない.Berger and Orentreichは円形脱毛症の毛についてステロイドホルモン投与前後の変化を観察し,毛の太くなると共に色素沈着が生じ,又その逆の現象を観察している.著者はこの様な毛の色素沈着状態について観察し,知見を得たので報告する.
著者関連情報
© 1962 日本皮膚科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top