日本皮膚科学会雑誌
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浅在性白癬における真菌の寄生形態について 第Ⅰ報 白癬菌の寄生形態新検索法
山本 達雄戸田 浄長谷川 一雄小堀 辰治
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1966 年 76 巻 4 号 p. 226-

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抄録
浅在性白癬の病原体である真菌の寄生形態を検索するには,角質層中の菌要素を可及的に自然に近い状態で,一目瞭然のもとに観察することができ,菌要素の形態のみならず,これに対して周囲組織がどのような反応を示しているかを知ることができれば好都合である.衆知のように浅在性白癬菌が皮膚に寄生する部位は角質層にかぎられるから,もし角質層のみを完全に剥離し,この中の白癬菌を観察できるとしたら以上の目的に適することになる.たまたまKligman及びChristopherは,角質の生物学的研究のために,角質全層を変質させることなく採取する方法を報告しているのに接したので,この方法を以上の目的に使用できないかと考えた.この方法がこの目的に適したものと判明すれば,真菌の寄生形態を検索する上に,苛性カリ標本やstrip methodに比べ秀れていると思われる.以上構想に従つて行なつた著者の実験方法並びにその結果についてここに報告する.
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© 1966 日本皮膚科学会
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