大阪市立大学医学部皮膚科教室
1969 年 79 巻 3 号 p. 194-
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LewandowskyおよびLutzの報告以来,疣贅様表皮発育異常症は独立した遺伝性皮膚疾患と考えられていたが,最近では,自家接種および他家接種の成功例や皮疹部の電顕的観察によるウイルスの発見により,本疾患を扁平疣贅の汎発型とする説が有力となつて来た.著者らもこの疾患の典型例につき電顕的観察を行ない,ウイルスを発見することが出来たので,今回は表皮細胞の変化とウイルスとの関係につき若干の考察を加えて報告する.
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