日本皮膚科学会雑誌
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乾癬性関節炎とHLA抗原
橋本 公二, 岡部 紀和, 中田 精三, 松山 正経, 森 隆
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1979 年 89 巻 10 号 p. 695-

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抄録
乾癬性関節炎の病型別頻度,発症頻度及び HLA 抗原を調査した. (1)乾癬性関節炎自検例13名を MolJ & Wrigh tに従い5型に分類した所,その頻度は Moll & Wrightの傾向とほぼ一致しており,少数指趾型がもっとも多かった. (2)昭和52年度に阪大皮膚科を受診した乾癬患者195名を対象として調査したところ,乾癬性関節炎の発症頻度は 3,6% であった.なお,尋常性乾癬と膿庖性乾癖に分類すると,前者では 2.1% に過ぎなかったが,後者では 42.9% と高率に認められた. (3)乾癬性関節炎患者19名を末梢型と中枢型に分類し,その HLA 抗原を調査したところ,中枢型で HLAB27 が 66.7% の高率に認められ,欧米における報告と一致していた. HLA-B27 の本邦における正常人の頻度は数%に過ぎず,今後,中枢型乾癬性関節炎の診断には HLA 抗原の検索が有用と思われる.
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© 1979 日本皮膚科学会
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