日本皮膚科学会雑誌
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真菌の菌体成分ならびに代謝産物の臨床的応用 (3)カンジダワクチンによる疣贅の治療
原田 誠一
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1979 年 89 巻 6 号 p. 397-

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抄録
疣贅の治療に真菌々体成分を応用した成績を報告するのが本論文の要旨である.すなわち著者は Candida albicans の菌体から蒸留水加熱拍出操作を経て,アルコール不溶性,水可溶性の物質を調製し,これをもって疣贅の治療を行なった.本物質は多糖体および核酸を主成分とし,動物に毒性を示さない.本物質をカルボール加生理的食塩水で稀釈し,尋常性疣贅には主として病巣局所に,扁平疣贅には主に上腕皮内に概ね週1回注射した.尋常性疣贅39例中全治31例,扁平疣贅25例中全治18例といずれも 70% 以上の有効率をあげた.注射に際し疼痛殆どなく,副作用も認められなかった.
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© 1979 日本皮膚科学会
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