日本デジタルゲーム学会 年次大会 予稿集
Online ISSN : 2758-6480
第13回 年次大会
セッションID: In-3
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インタラクティブセッション 1
運動不足解消を目的としたVR 空間上で体動を利用しキャラクターを動かすシリアスゲーム “LET’S UNDO”の試作
*立原 慧大*服部 紀葵*松永 悠生奈*大平 純蓮*古市 昌一
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抄録
厚生労働省が実施した調査[1]によると,近年,若者の運動不足が深刻化してきている.WHO の2016年の調査[2]によると,世界の若者の5人に4人が運動不足だという.日本では,WHOが推奨する1日1時間以上の運動をしていない若者が81.0%に上り,若い男性の割合は77.6%,若い女性の運動をしていない割合は84.7%にまで上る事が報告されている.若者の運動不足による将来への影響として,肥満やメタボ,2型糖尿病などのリスク増加がある.そこで,若者の運動不足を解消するゲームシステム“Let's UNDO”を開発している.UnityをOculus quest2で用いて,仮想空間内をキャラクターが走り,その最中に障害物が現れるので,体を使ってキャラクターを動かし,障害物を避けながら進んで行くシステム開発を行っている.インタラクティブセッションでは“Let's UNDO”の試作版を体験していただく.
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https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja
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