日本デジタルゲーム学会 夏季研究発表大会 予稿集
Online ISSN : 2758-4801
2022 夏季研究発表大会
セッションID: Pl-2
会議情報

企画セッション 2
『ゲーミフィケーション業界カオスマップ 2022 年版』制作と公開の試み
今後のゲーミフィケーション業界の市場拡大に必要な要因の検討
*片山 智弘*若林 秀範*後藤 誠*岸本 好弘
著者情報
会議録・要旨集 オープンアクセス

詳細
抄録
ゲーミフィケーションは国内外問わずDX や顧客体験がビジネスシーンで重視されている潮流等から、その重要性が再認識されている一方で、ゲーミフィケーション自体が2010 年頃に誕生した概念であることから、その新規性も含めて市場全体像が体系的に整理されていなかった。そのため、株式会社セガ エックスディーは日本国内をターゲットに産業界から複数の有識者を招きゲーミフィケーションカオスマップ編集委員会を組成して、市場全体の事業者と市場セグメントのカテゴリーが把握できるカオスマップを制作した。最終的に2022 年1 月から同年7 月にかけて市場分析と議論を複数回行い、国内のゲーミフィケーション事業者、計206 社を選定し、13 のカテゴリーに分類した『ゲーミフィケーション業界カオスマップ 2022 年版』を制作、公開した。本稿ではその制作過程およびカオスマップの内容を紹介する。併せて、その特徴と今後のゲーミフィケーション業界の発展に必要な要因について考察する。
著者関連情報
© 日本デジタルゲーム学会

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top