日本デジタルゲーム学会 夏季研究発表大会 予稿集
Online ISSN : 2758-4801
2025 夏季研究発表大会
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ゲームと生理学・解剖学・心理学(セッション6)
社会的・音声的要因が視覚課題時の脳活動に与える影響
‐ 弱視治療応用への示唆 ‐
*半田 知也*岸守 桜子*高橋 瑠菜*中村 さら
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 101-104

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抄録
本研究は、弱視訓練における社会的・音声的刺激が脳活動に及ぼす影響を近赤外分光法(NIRS)で検討した。健常青年4 名を対象に、単独実施、複数人実施(会話なし)、複数人実施(会話あり)の3 条件でゲーム課題を行い、前頭部と後頭部のoxy-Hb 動態を比較した。単独実施、複数人実施(会話なし)、複数人実施(会話あり)のすべての条件で後頭部に有意な賦活が認められたが、会話あり条件では単独実施の約1.78 倍と顕著であった。前頭部では、単独実施および複数人実施(会話あり)で有意な賦活が認められた。本結果は、弱視訓練に社会的交流や発話を組み込むことで、視覚野および前頭前野の賦活を促し、訓練効果や継続性の向上に資する可能性が示唆された。
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© 2025 日本デジタルゲーム学会

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