Dental Materials Journal
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各種歯科用アマルガムアロイの特性と,練和時間がその物理的諸性質に及ぼす影響
中井 宏之鈴木 一臣入江 正郎長山 克也橋本 弘一
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1984 年 3 巻 2 号 p. 170-192,331

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抄録
入手可能な低,高銅型アマルガムアロイの物理的諸性質を主としてA.D.A.規格No.1の方法によって測定してその特性を比較,考察した。同時に,練和時間の変化がこれらの物理的諸性質に及ぼす影響についても検討した。
低銅型アロイにおいては粒状が物理的諸性質に及ぼす影響は比較的小さかったが,高銅型アロイでは著明であった。即ち,球状粒子のみで構成されている単一組成型高銅アロイは他のすべてのアロイに比べて際立った特徴を示した。即ち,低銅型アロイは勿論,配合型高銅アロイも明らかに異なった特徴を持つことがわかった。
練和時間が物理的諸性質に及ばす影響についてみると,不充分な練和は低,高銅型を問わず削片状アロイの性質に著しい悪影響を及ぼすが,球状アロイにはその影響が比較的小さいことがわかった。製造者の指示よりも過剰に練和した場合は機械的性質は若干向上するが,著しい発熱,操作時間の短縮,硬化時の収縮を伴なうので臨床的に利点があるとは思われなかった。物理的諸性質のうちで練和時間の影響を特に著明に表わしたのは,クリープであった。
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© 日本歯科理工学会
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