2017 年 27 巻 p. 23-28
2015年に策定された高大接続改革実行プランでは,各大学が実施する個別選抜の改革を推進することがうたわれている。特に,学力の三要素を「多面的・総合的」評価することと同時に,一人ひとりが積み上げてきた多様な力を多様な方法で「公正」に評価し選抜することが,求められている。そこで,北海道科学大学では,今後の入試制度改革にむけて,AO入試の中に多面的・総合的な評価が可能なセミナー方式での入試制度を新たに構築した。そこでは,評価法にルーブリックを用い,さらにセミナー受講生にフィードバックすることで,公正な評価を図った。本稿ではその概要と今後の課題について考察する。