高大接続改革の折、高校教育では課題研究の実践により培った探究力を身に付けた生徒を育んでいる。これらの生徒は大学側にとって高大接続改革以前には見られなかった新しい入学層である。この新しい入学層を評価する入学者選抜として、探究力を評価するために開発したルーブリックを用いて多面的に評価する高大接続入試を設計し平成29年度入試に導入した。この入試入学生の入学後の追跡調査を行ったところ、これまでの一般入試や推薦入試入学生より意欲的な入学生であることが分かった。高校時代に探究力を身に付けた新しい入学層を評価する高大接続入試は、現在の入試改革の有効な参考事例として意義のある入学者選抜と考える。