対面で行ってきた入試広報活動は,ほぼすべてオンラインによる実施への変更を求められたのが2020年度に実施した入試広報活動であった。そこで,2021年度以降に実施する広報活動にとって有益な知見を得るため,実施内容の振り返りと参加者アンケートの分析を行った。その結果,広島大学で実施したオンライン入試広報活動については,多くの参加者が肯定的な受け止め方をしていることが分かった。また,本学と参加者の居住地との物理的な距離の違いによって,コロナ禍といった状況に特有のオンライン入試広報への思いの違いがあることが示された。